DiceNinja 対面ガイド 14 / 15

【11版】ミッション対面ガイド⑭ Disruption × Priority Assets

第14回は Disruption 対 Priority Assets。Disruption 側は自分のマーカーを最後の1つまで守る Locate and Deny、Priority Assets 側はそのマーカーを Sensor Sweep で消していく Extract Relic を使う。同じ5つのマーカーを巡って攻守が完全に対になった、15対面で唯一の「共有ギミック」戦だ。

この対面の構図

左=Disruption側(緑) / 右=Priority Assets側(赤)

戦闘開始時、Disruption 側が自分のデプロイメントゾーン外の terrain area 5つにマーカーを設置する(5つ置けなければ、自DZ外の全 area に1つずつ)。このマーカーを両者のカードが参照する。なお「自指揮フェイズ終了時」の判定は、第5ラウンドのみ自ターン終了時に振り替わる。

Disruption側: Locate and Deny

「残り1つ」からが本番のカード。最後のマーカーをどの area に残すかは、初期設置の時点でほぼ決まる。守りやすい area を逆算して5つを配置したい。

Priority Assets側: Extract Relic

Sensor Sweep は中央目標レンジ内で自分の射撃フェイズに開始する1ターン1回のアクションで、自ターン終了時にその目標を確保していれば完了し、戦場のオペレーションマーカーを1つ除去する。ただし残り1つになったら開始できない——最後の1個は Sweep では消せず、奪い合いになる。

対面の焦点

このギミックの妙は、両者が「残り1つ」の状態を望んでいることだ。Locate and Deny は最後のマーカー area を自軍だけで占めれば毎ターン4VP+終局5VP。Extract Relic も同じ条件で同じ点が入る。つまり Sweep が4回進んだ瞬間、盤上のどこか1つの area が、双方にとって毎ターン4VPの土地に変わる。ゲームは「Sweep を進める/遅らせる」の第一幕から、「最後の area の占有戦」の第二幕へ必ず移行する。

第一幕の主導権は Priority Assets 側にある。Sweep は中央目標レンジ内でしか始められないため、Disruption 側の遅延手段は明快で、中央を渡さないこと。生き残る OC で中央の確保を contest すれば、相手の自ターン終了時の完了判定が崩れて1ターン1回しかない Sweep は空振りし、自分のターンに Sweep 役を先に落とせば次の実行そのものが消える。Sweep が遅れるほど、マーカーは複数残り、「残り1つ」ボーナスは誰にも入らないまま時間が過ぎる——これは初期設置側の Disruption にとって悪くない停滞だ。

Locate and Deny のプラン

  • 初期設置で「最後に残す1つ」を自陣寄りの守りやすい area に仕込む
  • 中央を contest して Sweep の完了回数そのものを絞る
  • 目標レンジ内の敵撃破4VPで、Sweep 役・確保役を的に点を刻む

Extract Relic のプラン

  • 中央の確保を最優先し、毎ターンの Sweep 4VPを回し続ける
  • Sweep の消す順番で「最後の1つ」を自分が取りやすい area に誘導する
  • 残り2つになったら占有戦へ先回りし、撃破3VPで守備を薄くする

見落とされがちだが、Sweep の消す順番は Extract Relic 側の盤面設計ツールだ。残す1つを相手の懐ではなく中立寄りの area へ誘導できれば、終盤の占有戦を対等以上の位置で戦える。逆に Disruption 側は、初期設置の5つのうち1つを「絶対防衛圏」に置き、残り4つを相手の Sweep 動線が伸びる順に捨てていく——5つのマーカーは4つの時間稼ぎと1つの本丸と考えると設計しやすい。

覚えておく3点

  1. 「残り1つ」は両者共通の得点条件。Sweep 4回目以降、最後の area の占有戦が本戦になる。
  2. Sweep は中央レンジ内・1ターン1回。中央の contest がそのまま時計の針を止める。
  3. 初期設置と Sweep の順番は、どちらも「最後の1つの場所」を巡る布石。序盤から終盤の地形を選んでいる。

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