DiceNinja 主要ミッション 1 / 5

【11版】主要ミッションをチェックする① Take and Hold編

11版のプライマリーミッションは、双方が同じ条件で点を取るとは限らない。自分のデタッチメントに紐づく Force Disposition と、相手の Force Disposition の組み合わせによって、自分が使うカードが決まるからだ。

この連載では5つの Force Dispositionを1本ずつ取り上げる。第1回は Take and Hold。5つの対面で使うカードを確認し、「結局、盤上で何をすれば点になるのか」まで整理していこう。

この記事について — ミッション名と組み合わせは公式 Warhammer Event Companion v1.0、得点条件は Chapter Approved Mission Deck のカード画像(2026年7月3日確認)をもとに整理しています。各条件の後に続く戦い方や編成の話は、公式ルールではなく筆者の考察です。

Take and Holdとは

Take and Holdは、確保している目標のを得点に変える王道の陣取り型だ。ただし、同じ場所に居座るだけで45VPに届くカードばかりではない。新しい目標を奪う、敵陣へ押し込む、相手より多く取る、といった追加課題が対面ごとに変わる。

5つのミッション

vs Take and Hold: Battlefield Dominance

ミラーは純粋な面取り勝負。ホームを空けると非ホームの価値まで落ちるため、後方の安い留守番役が得点装置になる。

相手側: Battlefield Dominance — 相手も同じ条件で採点する。こちらが目標を1つ奪う行為は、自分の得点を増やすだけでなく、相手の「確保数」と序盤の「より多く」を同時に崩す。ホームを脅かせば、相手の非ホーム加点まで止められる。

vs Purge the Foe: Immovable Object

相手は撃破で点を取るが、こちらは生き残って中央と非ホームを維持する。名前どおり「どかされない」ユニットの価値が高い対面だ。

相手側: Unstoppable Force — 相手は毎ターン1キルで3VP、未確保だった非ホーム目標の新規確保で3VP、R2以降は非ホーム1つにつき4VP、終局に中央確保で5VP。小型ユニットを不用意に差し出さず、相手が「倒す→その目標を奪う」を一手で達成できない配置にしたい。

vs Reconnaissance: Purge and Secure

静的な陣取りではなく、目標を奪い直すローテーション型。相手の軽いアクション役を目標上で落とし、その場所を取り返す動きが二重に得点へつながる。

相手側: Reconnaissance Sweep — 相手は3〜4クォーターへの分散で3/6VP、撃破1ユニットにつき1VP、R2以降は非ホーム1つ以上で3VP。中央6インチ外で wholly within が必要なので、外周の安い展開役を落とすか、移動先を塞いでクォーター成立数を減らす。

vs Disruption: Determined Acquisition

5枚の中で最も前進を求めるカード。敵陣目標は倍の6VPになるため、速い奪取役や終盤のリザーブ投入をリスト段階で用意したい。

相手側: Death Trap — 相手はそのターンにtrapしたterrain areaごと2VP、目標を含むareaならさらに3VP。trap済みarea内にいた敵の撃破でも3VP、R2以降は非ホーム確保で4VPを得る。R1の仕込み役を早めに落とし、目標を含むterrain areaへ簡単に入らせないことが長期得点を抑える。

vs Priority Assets: Inescapable Dominion

「2つ取る」と「より多く取る」を重ねるカード。3点を広く薄く触るより、重要な1点でOC差を作って相手の確保数を落とすほうが9VPへ近づきやすい。

相手側: Secure Asset — 相手は非ホーム目標でのSecure Asset完了で4VP、中央目標上にいた敵の撃破で2VP。R2以降は非ホーム1つ以上で4VP、全目標のうち3つ以上ならさらに4VP。アクション役を排除するだけでなく、3つ目の目標を contest して8VPターンを防ぐ。

リストを見直す3問

  1. ホームを守りながら、非ホーム2か所へ同時に立てるか。
  2. 目標上で相手ターンを耐え、自分の次の指揮フェイズまで残れるか。
  3. 敵陣目標へ届く高速ユニット、浸透、リザーブのいずれかがあるか。

Take and Holdは分かりやすいが、必要なのは単なるOCの合計ではない。複数地点へOCを配り、それを次の自ターンまで残す力が、このDispositionの本当のコストだ。