【11版】ミッション対面ガイド⑬ Disruption × Reconnaissance
第13回は Disruption 対 Reconnaissance。Disruption 側は目標を囮に変える Smoke and Mirrors、Reconnaissance 側は敵を監視しマーカーを消す Surveil the Foe を使う。片方が置いたオペレーションマーカーを、もう片方が消して回る——マーカーの生存そのものが得点線という、直接干渉の強い対面だ。
この対面の構図
左=Disruption側(緑) / 右=Reconnaissance側(赤)
なお「自指揮フェイズ終了時」の判定は、第5ラウンドのみ自ターン終了時に振り替わる。
Disruption側: Smoke and Mirrors
- 自ターン終了時、decoy 済みの目標1つにつき2VP。敵陣内の目標ならさらに2VP(毎ターン、全 decoy 目標を採点し直す)。
- R2以降の自指揮フェイズ終了時、非ホーム目標を1つ以上確保していれば4VP。
- 戦闘終了時、4つ以上の目標を decoy 済みなら10VP。
Decoy は未 decoy の非ホーム目標レンジ内で自分の射撃フェイズに開始するアクションで、自ターン終了時にその目標を確保していれば完了し、目標を decoy 化してマーカーを置く(別々の目標なら回数無制限)。完了後は以後の毎ターンが採点対象になるため、早く仕込むほど総得点が伸びる。
Reconnaissance側: Surveil the Foe
自ユニットが「敵オペレーションマーカーがレンジ内にある目標」のレンジ内で移動を終了するたび、そのマーカーはすべて自動的に除去される(任意ではない)。
- 自ターン終了時、このターンに surveil した敵が1体以上いれば4VP。ただし surveil した全ユニットがマーカー付き目標のレンジ内にいる場合は不成立。
- R2以降の自指揮フェイズ終了時、非ホーム目標1つ以上で4VP、相手より多く確保していればさらに4VP。
- R2以降の自ターン終了時、敵オペレーションマーカーが戦場に1つも無ければ5VP。
Surveil のアクションは自分の射撃フェイズに開始して即時完了し、18インチ以内・可視・未 surveil の敵1体を自ターン終了時まで surveilled 状態にする(回数無制限)。マーカー除去と監視対象の位置管理を同時にこなす、パズル色の強いカードだ。
対面の焦点
得点のかみ合いは一方通行ではない。Smoke and Mirrors のマーカーは置くほど毎ターンの2VP(敵陣なら4VP)が太るが、Surveil the Foe 側は移動終了だけでそのマーカーを剥がせる。しかも敵マーカーが全滅すれば毎ターン5VPが入る。つまり Disruption 側の資産は、相手の得点条件の裏返しでもある。「置く速さ」対「消す速さ」の競争が、この対面の主旋律だ。
ただし Surveil 側の除去にはコストがある。マーカー付き目標のレンジ内へ自ユニットを送り込む必要があり、そこは Disruption 側の防衛圏でもある。さらに監視4VPには「surveil した全ユニットがマーカー付き目標レンジ内にいると不成立」という但し書きがあるため、除去役と監視役を同じ場所に置けない。Reconnaissance 側は駒割りのパズルを毎ターン解かされる。
Smoke and Mirrors のプラン
- R1〜2でアクション役を惜しまず、decoy 3〜4か所の資産を先に作る
- マーカー付き目標のレンジ内を火力で覆い、剥がしに来た駒を落とす
- 敵陣側の目標を decoy できれば単価が倍。終局10VP(4目標)も同じ動線で狙う
Surveil the Foe のプラン
- 監視4VPを毎ターンの床にする。18インチの可視さえ通れば止まらない
- マーカー除去は「安い駒の移動」で行い、高価な駒を防衛圏に入れない
- 全マーカー除去の5VPが見えたら一気に払う。以後は毎ターン積み増しになる
時間軸で見ると、序盤に強いのは Disruption 側だ。decoy が2〜3個並べば毎ターン4〜8VPが自動で入る。しかし中盤以降、Surveil 側の除去が進むとこの自動収入は消え、逆に「マーカーゼロで毎ターン5VP」という相手の自動収入に置き換わる。R3あたりの「資産の所有権」がひっくり返るかどうかが勝敗の分水嶺で、Disruption 側は最後の1〜2個を守り切る戦力配置を、除去が間に合わない位置(自陣奥の目標など)から逆算しておきたい。
覚えておく3点
- decoy は毎ターン再採点される資産、しかし相手の移動1つで消える。置く速さと守る配置が両輪。
- Surveil 側は除去役と監視役を兼任させられない。相手の駒割りの窮屈さを攻める。
- R3前後で「自動収入」の持ち主が入れ替わり得る。最後のマーカー1〜2個の守りを序盤から逆算する。