【11版】主要ミッションをチェックする③ Reconnaissance編
第3回は Reconnaissance。テーブルクォーターへの展開や、目標上でのアクション完了を得点へ変える機動型だ。速さだけでなく「射撃を休んでもよいユニットを何枚持っているか」が問われる。
この記事について — ミッション名と組み合わせは公式 Warhammer Event Companion v1.0、得点条件は Chapter Approved Mission Deck のカード画像(2026年7月3日確認)をもとに整理しています。各条件の後に続く戦い方や編成の話は、公式ルールではなく筆者の考察です。
5つのミッション
vs Take and Hold: Reconnaissance Sweep
- 自ターン終了時、別々の3クォーターへ3ユニットを wholly within(中央6インチ外)で3VP、4クォーターへ4ユニットで6VP。
- 自ターン終了時、撃破した敵ユニット1つにつき1VP。
- R2以降の自指揮フェイズ終了時、非ホーム目標1つ以上を確保していれば3VP。
クォーター判定は wholly within。大きな車体や大ユニットより、小さく独立して動けるユニットが扱いやすい。
相手側: Purge and Secure — 相手は目標周辺での撃破で3VP、未確保だった非ホームの新規確保で3VP、R2以降は非ホーム1つにつき4VP。軽い偵察役を目標上へ小出しにすると、撃破と奪取を同時に献上する。クォーター役と目標役を可能なら分けたい。
vs Purge the Foe: Triangulation
- R2以降の自指揮フェイズ終了時、非ホーム目標1つ以上を確保していれば4VP。
- R2以降の自ターン終了時、triangulated目標が1個なら3VP、2個なら6VP、3個以上なら10VP。
- 戦闘終了時、4目標以上を確保で10VP。
TriangulateはR2以降、非ホーム目標上で射撃フェイズに開始し、ターン終了時に確保して完了する。中盤から伸びるぶん、R1にアクション役を置く場所を準備したい。
相手側: Consecrate — 相手は敵を撃破したユニットで非ホーム目標を聖別し、聖別済み1〜2個で3VP、3個以上で6VP。R2以降は非ホーム確保と「より多く」で4VPずつ、終局の敵ホーム聖別で5VP。撃破した相手ユニットが次に届く目標を塞ぎ、3個目の聖別を遅らせる。
vs Reconnaissance: Gather Intel
- R1の自ターン終了時、中央目標1つ以上を確保していれば6VP。
- R2以降の自指揮フェイズ終了時、非ホーム目標1つ以上を確保していれば4VP。
- R2以降の自ターン終了時、Extract Intelligenceを完了したユニット1つにつき7VP。
- 戦闘終了時、自マーカー3個以上で5VP、敵ホーム上に自マーカーがあればさらに5VP。
アクションは別々の目標なら複数ユニットで実行できる。7VPの爆発力は高いが、複数の遂行役を同時に目標上で生存させる必要がある。
相手側: Gather Intel — 相手も同じ条件。R1中央の6VPと、R2以降のExtract Intelligence 1体7VPが大きい。両者が欲しい地点は明確なので、相手のアクション可能ユニット数を数え、完了前に目標の制圧をひっくり返す。
vs Priority Assets: Search and Scour
- 自ターン終了時、中央目標1つ以上で3VP。
- 自ターン終了時、ターン開始時にterrain area内にいた敵を撃破していれば2VP。
- R2以降の自指揮フェイズ終了時、非ホーム目標1つにつき4VP。
- 戦闘終了時、自陣に wholly within の敵がいなければ5VP。
Reconnaissanceの中ではアクションを使わない陣取り寄り。中央へ出つつ、終盤の自陣掃除まで仕事が残る。
相手側: Vanguard Operation — 相手は敵陣terrain areaでアクションを完了すると4VP、1キルで2VP、R2以降の非ホーム確保で4VP、終局の敵ホーム確保で10VP。自陣terrain areaへ侵入した遂行役を放置せず、同じareaにユニットを残せばアクション完了も妨害できる。
vs Disruption: Surveil the Foe
- 自ターン終了時、Surveilした敵が1体以上いれば4VP。ただし、Surveilした全ユニットがマーカー付き目標上にいる場合は不成立。
- R2以降の自指揮フェイズ終了時、非ホーム目標1つ以上で4VP、相手より多く確保でさらに4VP。
- R2以降の自ターン終了時、敵オペレーションマーカーが戦場に無ければ5VP。
Surveil自体は射撃フェイズに開始して即時完了し、18インチ以内で見える敵を指定する。相手のマーカー除去と監視対象の位置を同時に管理する、5枚中もっともパズル色の強いカードだ。
相手側: Smoke and Mirrors — 相手はdecoy済み目標ごと毎ターン2VP、敵陣内ならさらに2VP。R2以降の非ホーム確保で4VP、終局に4目標以上decoyで10VPを得る。序盤のDecoy完了を止めるほど、その後に繰り返す2VPもまとめて消せる。
リストを見直す3問
- 射撃をしなくても役割を果たせる安いユニットが複数いるか。
- 3〜4クォーターへ wholly within で散開できるか。
- R2以降、複数の目標上でアクション役を生存させられるか。
Reconnaissanceの速さは移動値だけでは決まらない。必要な場所へ着いたあと、そのユニットの攻撃を捨てて得点へ変換できる編成上の余白こそが重要だ。