【11版】ミッション対面ガイド⑤ Take and Hold × Priority Assets
第5回は Take and Hold 対 Priority Assets。Take and Hold 側は「2つ以上」「より多く」を重ねる Inescapable Dominion、Priority Assets 側は非ホーム目標でアクションを遂行する Secure Asset を使う。同じ目標マーカーを、片方は「数」で、片方は「作業台」として見る対面だ。
この対面の構図
左=Take and Hold側(緑) / 右=Priority Assets側(赤)
なお「自指揮フェイズ終了時」の判定は、第5ラウンドのみ自ターン終了時に振り替わる。
Take and Hold側: Inescapable Dominion
- 自ターン終了時、3つ以上の目標を確保していれば4VP。
- R2以降の自指揮フェイズ終了時、2つ以上の目標を確保していれば5VP、相手より多く確保していればさらに4VP。
- 戦闘終了時、敵ホームを確保していれば5VP。
「2つ取る」と「より多く取る」を重ねるカード。3点を広く薄く触るより、重要な1点で OC 差を作って相手の確保数を落とすほうが、9VPの指揮フェイズへ近づきやすい。
Priority Assets側: Secure Asset
- 自ターン終了時、Secure Asset のアクションを完了したユニットがいれば4VP。
- 自ターン終了時、ターン開始時に中央目標レンジ内だった敵を撃破していれば2VP。
- R2以降の自指揮フェイズ終了時、非ホーム目標1つ以上で4VP、全目標のうち3つ以上を確保していればさらに4VP。
Secure Asset は非ホーム目標レンジ内で自分の射撃フェイズに開始する1ターン1回のアクションで、自ターン終了時にその目標を確保していれば完了する。遂行役を守りながら3目標を確保できれば、4+4+4の安定した得点線になる。
対面の焦点
両カードとも「3つ以上」の行を持っている点に注目したい。Inescapable Dominion は自ターン終了時の4VP、Secure Asset は自指揮フェイズの追加4VP。つまりこの対面は、盤上の目標の過半数(多くのレイアウトで3つ)をどちらが押さえるかを、双方が自分のカードで採点し合う構造になっている。3つ目の目標が事実上のマッチポイントだ。
差が出るのはそのうえに載る条件で、Take and Hold 側は「相手より多く」の比較4VP、Priority Assets 側はアクション遂行の4VPを持つ。比較条件は自分が増やせなくても相手を減らせば成立する。一方アクションは、遂行役が射撃を休んで自ターン終了時まで目標レンジ内に残る必要がある。この「立ち止まっている4VP役」こそ、Take and Hold 側が OC 差と除去で崩すべき一点になる。
Inescapable Dominion のプラン
- 2目標の5VPを床として確保し、3つ目で4VP+比較4VPを狙う
- 自分のターンに遂行役を先に集中除去し、以後の遂行4VPと確保数を同時に削る
- 最終ターンに敵ホームへ届くユニットを1枚残す(終局5VP)
Secure Asset のプラン
- 毎ターン1回の Secure Asset を絶やさない遂行役ローテーションを組む
- 中央レンジ内の敵を撃破する2VPで、キル得点も細かく拾う
- 3つ目の目標は「確保」でよい。遂行と保持を別ユニットに分ける
Priority Assets 側の隠れた強みは、条件が互いに独立していることだ。アクション4VPは目標の確保数に依存しないため、盤面で押されていても遂行だけで点が入り続ける。Take and Hold 側は「面で勝っているのに点差が縮まらない」展開になりやすく、遂行役の除去を面の維持と同格の優先度に置かないと逃げ切られる。
覚えておく3点
- 3つ目の目標を両者が自分のカードで採点する。過半数支配がこの対面の主戦線。
- 「相手より多く」は相手を減らしても成立する。contest(OC同数化)も立派な得点行動。
- アクション遂行は盤面劣勢でも点になる。Take and Hold 側は遂行役の除去を後回しにしない。