【11版】ミッション対面ガイド③ Take and Hold × Reconnaissance
第3回は Take and Hold 対 Reconnaissance。Take and Hold 側は目標を奪い直す Purge and Secure、Reconnaissance 側はテーブルクォーターへ散開する Reconnaissance Sweep を使う。「目標の周り」で点を取る側と、「目標の外」で点を取る側が交差する対面だ。
この対面の構図
左=Take and Hold側(緑) / 右=Reconnaissance側(赤)
なお「自指揮フェイズ終了時」の判定は、第5ラウンドのみ自ターン終了時に振り替わる。
Take and Hold側: Purge and Secure
- 自ターン終了時、目標レンジ内の自軍が敵を撃破しているか、ターン開始時に目標レンジ内だった敵が撃破されていれば3VP。
- R2以降の自ターン終了時、ターン開始時には未確保だった非ホーム目標を1つ以上新たに確保していれば3VP。
- R2以降の自指揮フェイズ終了時、非ホーム目標1つにつき4VP。
静的な陣取りではなく、目標を奪い直すローテーション型。目標上の敵を落として、その場所を取り返す動きが撃破3VPと新規確保3VPの二重取りになる。
Reconnaissance側: Reconnaissance Sweep
- 自ターン終了時、別々の3テーブルクォーターへ3ユニットが wholly within(中央6インチ外)なら3VP、4クォーターへ4ユニットなら6VP。
- 自ターン終了時、撃破した敵ユニット1つにつき1VP。
- R2以降の自指揮フェイズ終了時、非ホーム目標を1つ以上確保していれば3VP。
クォーター判定は wholly within なので、大きな車体や大ユニットより、小さく独立して動ける偵察役が扱いやすい。目標への依存度は5枚中もっとも低い。
対面の焦点
面白いのは、両者の欲しい場所がずれていることだ。Sweep 側は中央6インチの外へ散らばりたい。Purge and Secure 側は非ホーム目標の周りに戦力を集めたい。正面からぶつかる必然が薄いぶん、「相手の得点行動を自分の得点に変換できる側」が有利になる。
その変換装置を持っているのは Take and Hold 側だ。Sweep 側の軽い展開役が目標のレンジ内をかすめた瞬間、それを落とせば撃破3VP、空いた目標を踏み直せば新規確保3VPが付いてくる。逆に Sweep 側の撃破ボーナスは1ユニット1VPと安く、キル合戦を挑む理由がない。
Purge and Secure のプラン
- 非ホーム2か所を軸に、毎ターンどこかで「奪い直し」を作る
- 目標レンジ内へ入ってきた偵察役を優先的に処理する
- 自指揮フェイズ判定(1つ4VP)を落とさない保持層を残す
Reconnaissance Sweep のプラン
- 3クォーター3VPを毎ターンの床にし、4クォーター6VPを狙える回だけ伸ばす
- クォーター役と目標役を分け、目標上に安い餌を残さない
- 非ホーム1つ以上の3VPは「1か所だけ」でよいと割り切る
Sweep 側の注意点は、クォーター役をどこまで前に出すかだ。敵陣側のクォーターは高得点の6VP成立に必要になりやすいが、そこは Purge and Secure 側の火力圏でもある。安全な3クォーターで刻むか、リスクを取って4つ目に伸ばすかのターンごとの判断が、この対面の Reconnaissance 側の技量差になる。
覚えておく3点
- 両者の主戦場はずれている。無理にかみ合わせず、自分の得点線を優先する。
- Take and Hold 側は相手の展開役を「撃破+奪取」の二重得点に変換できる。
- Sweep の4クォーター6VPは敵陣侵入とセット。その1ユニットの損失リスクと差し引きで考える。