【11版】ミッション対面ガイド② Take and Hold × Purge the Foe
第2回は Take and Hold 対 Purge the Foe。「動かない城」と「止まらない槌」という名前どおり、Take and Hold 側は Immovable Object、Purge the Foe 側は Unstoppable Force を使う。片方は座り込み、片方は撃破と奪取を重ねる、性格の分かりやすい非対称戦だ。
この対面の構図
左=Take and Hold側(緑) / 右=Purge the Foe側(赤)
なお「自指揮フェイズ終了時」の判定は、第5ラウンドのみ自ターン終了時に振り替わる。
Take and Hold側: Immovable Object
- 自ターン終了時、中央目標を1つ以上確保していれば3VP。
- R2〜4の自指揮フェイズ終了時(R5は自ターン終了時)、非ホーム目標1つにつき5VP。
条件は2行しかないが、非ホーム1つ5VPの単価は全カード中でも最高クラス。2か所守れば毎ラウンド10VP+中央3VPで上限に届く。名前どおり「どかされない」ユニットの価値が最も高いカードだ。
Purge the Foe側: Unstoppable Force
- 自ターン終了時、敵を1ユニット以上撃破していれば3VP。
- R2以降の自ターン終了時、ターン開始時には未確保だった非ホーム目標を新たに確保していれば3VP。
- R2以降の自指揮フェイズ終了時、非ホーム目標1つにつき4VP。
- 戦闘終了時、中央目標を1つ以上確保していれば5VP。
撃破・奪取・保持を全部少しずつ要求する。敵を倒してその目標を奪う一連のトレードが、3VP+3VP+次の指揮フェイズ4VPと三重に得点へ変わる構造だ。
対面の焦点
この対面の核心は、Immovable Object 側の「維持」を Unstoppable Force 側が一手で崩せるかにある。Purge 側にとって「目標上の敵を倒す→その目標を新規確保する」は理想の3+3VPコンボだが、それを許すかどうかは Take and Hold 側の差し出し方で決まる。安い小型ユニットを単独で目標に置くと、まさにそのコンボの餌になる。
Immovable Object のプラン
- 非ホーム2か所+中央を、除去しにくいユニットで固める
- 撃破されても目標を渡さない多層配置(本体+控え)にする
- R2〜4の指揮フェイズ判定を最優先し、無理な前進をしない
Unstoppable Force のプラン
- 毎ターン1キルの3VPを絶やさない標的リストを作る
- 倒した目標をそのターン中に踏み、新規確保3VPまで回収する
- 終局の中央5VPへ向け、最終ラウンドの中央支配を予約する
Take and Hold 側から見ると、撃破3VPを完全に止めるのは難しい。現実的な守り方は「倒されても奪われない」ことだ。目標の確保をひっくり返されなければ、相手の得点は3VP止まりで、自分の5VP単価がそれを上回る。逆に Purge 側は、撃破だけで満足すると点が伸びない。キルを必ず地形の奪取につなげる動線設計が問われる。
覚えておく3点
- Immovable Object の非ホームは1つ5VP。2か所維持できるかが勝敗線になる。
- Unstoppable Force の「倒して奪う」は一手で6VP以上。単独の安い留守番は餌になる。
- 中央は両カードに登場する。毎ターン3VP(TaH側)と終局5VP(PtF側)で、最後まで価値が残る。