DiceNinja 主要ミッション 2 / 5

【11版】主要ミッションをチェックする② Purge the Foe編

第2回は Purge the Foe。名前は殲滅戦だが、敵をたくさん倒せば自動的に満点、というカードではない。多くのカードが「毎ターン1ユニット撃破」「前ターンの自軍損失を上回る」「非ホーム目標を確保する」を組み合わせている。

この記事について — ミッション名と組み合わせは公式 Warhammer Event Companion v1.0、得点条件は Chapter Approved Mission Deck のカード画像(2026年7月3日確認)をもとに整理しています。各条件の後に続く戦い方や編成の話は、公式ルールではなく筆者の考察です。

5つのミッション

vs Take and Hold: Unstoppable Force

撃破、奪取、保持を全部少しずつ要求するカード。敵を倒して目標を奪う一連のトレードが、そのまま得点線になる。

相手側: Immovable Object — 相手は毎ターン中央確保で3VP、R2以降は非ホーム目標1つにつき5VP。撃破を急ぐだけでなく、相手の次の指揮フェイズ前に非ホームから押し出せば大きく減点できる。中央を渡すだけでも毎ターン3VPを許す。

vs Purge the Foe: Meatgrinder

重要なのは比較対象。相手の今ターンの撃破数ではなく、前ターンに自分が失ったユニット数だ。安いユニットを大量に投げると、次ターンの5VP条件を自分で重くする。

相手側: Meatgrinder — 相手も同じ差分条件を持つ。自分が1ターンに多くの敵ユニットを落とすほど、相手の次ターンの5VP条件は重くなる。一方、こちらの安いユニットをまとめて失うと、自分の次ターンが苦しくなるため、撃破数のテンポを彼我で追跡したい。

vs Reconnaissance: Consecrate

敵を撃破した自軍ユニットは consecration unit になり、未聖別の非ホーム目標を聖別できる。

「誰が倒したか」が位置取りへ直結する。後方火力だけでキルすると聖別役が目標へ届かないため、前へ出るユニットにも確実な撃破能力が欲しい。

相手側: Triangulation — 相手はR2以降、非ホーム確保で4VP。Triangulate済み目標が1/2/3個なら3/6/10VP、終局に4目標確保で10VPを得る。目標上のアクション役をターン終了前に除去し、3個目のマーカー設置と終盤の4目標確保を阻む。

vs Disruption: Punishment

自ターン開始時、条件を満たす敵1〜3ユニットを condemned に指定する。

ターン開始時に標的を決めるため、移動後に狙えるかを先に読む必要がある。広い射線、間接的な到達手段、複数方向の脅威が安定性を上げる。

相手側: Delaying Action — 相手は撃破したユニット1つにつき2VP、R2以降は非ホーム確保で4VP、中央1つ以上と拡張目標1つ以上の同時確保で3VP。安いユニットを連続して渡さず、中央か拡張のどちらか一方を崩して追加3VPを止める。

vs Priority Assets: Destroyer’s Wrath

最大値はキル数そのものより盤面優勢から出る。相手より多く取る6VPを維持しながら、損失数を抑える「勝ったトレード」が必要だ。

相手側: Vital Link — 相手は中央確保で2VP、中央の自マーカーごとさらに1VP。R2以降は非ホーム確保で4VP、そこに中央が含まれればさらに4VP、終局の敵ホーム確保で10VP。中央から遂行役をどかし、Maintain Controlの累積を早期に止めるのが最優先になる。

リストを見直す3問

  1. 毎ターン、隠れた小型ユニットを1つは処理できるか。
  2. 自軍のユニット損失数を抑えるため、投げ役をまとめたり回収したりできるか。
  3. 火力を出しながら非ホーム目標へ立てるか。

Purge the Foeで数えるべき資源はモデル数ではなくユニット数だ。高価な1ユニットを失うのも、安い1ユニットを失うのも、差分判定では同じ「1」。リスト構築からトレード設計まで、この単位を意識したい。