【11版】ケイオスデーモン注目7デタッチメント研究 ルール・強化・策略の全要素
Chaos Daemons (Legiones Daemonica) のデタッチメントは全9種。11版は 2000pt で 3DP (Detachment Points) ぶんを組み合わせる方式なので、実際の組み合わせは 3DP 単独 (Daemonic Incursion)、2DP+1DP、1DP×3 の3パターンになる。デーモンの9種は 3DP×1 (Daemonic Incursion) / 2DP×5 (四大神のレギオン+Shadow Legion) / 1DP×3 (神を問わない汎用枠) という構成で、競技シーンで実績を出している組み合わせはほぼすべて「神レギオン 2DP + 汎用 1DP」の形をとる。
この記事では、その実績複合に登場する6種 — Blood Legion・Scintillating Legion・Legion of Excess (2DP) と Cavalcade of Chaos・Lords of the Warp・Warptide (1DP) — に、採用数で最多数派の Plague Legion (2DP, Nurgle軸) を加えた7種について、デタッチメントルール・強化・策略の全要素を載せる。要約で丸めた紹介ではなく、選ぶときにこのページだけで中身を比較しきれることを狙う。各デタッチメントには Force Disposition (主目標カードの軸) が1つ紐づいており、ロスター提出時に自分のデタッチメントが持つ Disposition から1つを採択して固定する。ミッション側の仕組みはゲーム個票の索引を参照。
なお今回扱わない2種は、3DP 単独の Daemonic Incursion (Disruption) と、2DP の Shadow Legion (Be’lakor軸, Purge the Foe)。
前提: Shadow of Chaos が全デタッチメントの土台
デーモンはデタッチメント以前に、アーミールール The Shadow of Chaos で共通の陣取りゲームを戦う。戦場のうち「影」の中にある領域は次の通り決まる: 自陣は常に影の中。任意のフェイズ開始時に中立地帯 (No Man’s Land) の目標マーカーの半数以上を確保していれば、そのフェイズの間 No Man’s Land が影に入る。同様に敵陣の目標の半数以上を確保していれば敵陣も影に入る。
影の中では2つの効果が動く。Daemonic Manifestation — 影の中の友軍 LEGIONES DAEMONICA 部隊はバトルショックロールに +1 し、成功するとモデル1体が D3 回復 (BATTLELINE 部隊なら代わりに破壊済みモデルを最大D3体復帰 ※キャラクター除く)。Daemonic Terror — 影の中 (または Bloodthirster・Great Unclean One・Keeper of Secrets・Lord of Change などグレーターデーモンから6”以内) の敵部隊はバトルショックテストに -1 し、失敗すると D3 モータルウーンド。
つまりどのデタッチメントも「目標を取って影を広げ、自軍は回復し、敵は割れやすくする」土台の上で戦う。バトルショックが単なる判定でなく回復とダメージの発生源になっているのがデーモンの特徴で、以下の各デタッチメントの個性はすべてこの土台の上に乗る。
編成の構造: 神ロックとユニットタイプロック
2DP の神レギオンは、恩恵の対象が その神のキーワード部隊に固定される (Blood Legion なら KHORNE のみ)。一方 1DP の3種は神を問わない代わりに、対象がユニットタイプで固定される — Cavalcade of Chaos は MOUNTED、Lords of the Warp は CHARACTER、Warptide は BATTLELINE。「2DP+1DP」を組むときは、主神を決めて神レギオンを選び、そのアーミーのユニット構成 (騎兵軸か、ホード軸か、キャラ数か) に合う汎用 1DP を足す、という2段階の選択になる。
本記事で扱う7種一覧
| デタッチメント | DP | 対象 | Disposition | デタッチメントルール | 強化 | 策略 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Blood Legion | 2 | Khorne | Purge the Foe | 敵が8"以内に移動終了するたび D6" サージ移動 + 撃破で目標が粘着化 | 4種 | 6種 |
| Scintillating Legion | 2 | Tzeentch | Priority Assets | Flux トークン3個で開始、各種ロールを振り直し (使うと相手に渡る) | 4種 | 6種 |
| Plague Legion | 2 | Nurgle | Take and Hold | ナーグル部隊9"以内の敵を影に入れ、毎指揮フェイズ影の中の敵にバトルショックテスト | 4種 | 6種 |
| Legion of Excess | 2 | Slaanesh | Priority Assets | 後退後チャージ可 + チャージ後に命中/負傷1振り直しモードを宣言可 | 4種 | 6種 |
| Cavalcade of Chaos | 1 | MOUNTED | Disruption | 騎兵は後退後も射撃・チャージ可 | 2種 | 3種 |
| Lords of the Warp | 1 | CHARACTER | Take and Hold | キャラクター (モンスター除く) の Ld と OC +1 | 1種 | 4種 |
| Warptide | 1 | BATTLELINE | Reconnaissance | アドバンス射撃 [ASSAULT] 化 + アドバンス後チャージ可 | 2種 | 3種 |
2DP 帯は強化4種+策略6種のフルセット、1DP 帯は強化1〜2種+策略3〜4種のハーフセット。1DP 帯の強化はキャラクターに付ける通常の強化ではなくユニットアップグレード型 (特定タイプの部隊に付与) なのも構造的な違いだ。以下、DP の大きい順に全要素を見ていく。
Blood Legion | 2DP / Khorne / Purge the Foe
デタッチメントルール「Murdercall」 — 相手の移動フェイズ、敵部隊 (AIRCRAFT 除く) が自軍の LEGIONES DAEMONICA KHORNE 部隊から8”以内で移動を終えるたび、そのコーン部隊のうち1つが D6” のサージ移動を行える。敵が近づく・離れる・通り過ぎる、どの移動でも反応して距離を詰められる。
デタッチメントルール「Blood Tainted」 — フェイズ終了時、そのフェイズ開始時に目標マーカー範囲内にいた敵部隊を自軍コーン部隊が撃破しており、その目標のコントロールレベルで上回っていれば、その目標は相手のコントロールレベルが上回るフェイズ終了時まで自軍確保のまま残る (撃破による目標の粘着化)。
強化 (4種)
- Slaughterthirst (25pt・オーラ) — KHORNE モデルのみ。装備者から6”以内の友軍コーン部隊 (MONSTER 除く) の武器が [LANCE] を持つ。
- Fury’s Cage (20pt) — KHORNE MONSTER のみ。戦闘選択時に使用でき、装備者が D3+1 モータルウーンドを受ける代わり、フェイズ終了まで攻撃ごとに命中ロールと負傷ロールを振り直せる。
- Brazenmaw (15pt) — KHORNE モデルのみ。装備者の部隊のチャージロールに +2。
- Gateway unto Damnation (10pt) — KHORNE MONSTER のみ。装備者の Deadly Demise が 2+ で発動 (通常6)。さらにこのバトルで敵部隊を1つ以上撃破していれば、Deadly Demise が D3+3 になる。
策略 (6種)
- WRATH UNDENIABLE (1CP・Strategic Ploy) — 戦闘フェイズ、敵の標的選択直後、標的にされたコーン部隊が対象。フェイズ終了まで、近接攻撃で破壊された未戦闘のモデルは D6: 4+ で残留し、攻撃側の攻撃終了後に戦闘してから取り除く。
- GORE-HUNGRY ONSLAUGHT (1CP・Strategic Ploy) — 自移動フェイズまたは自チャージフェイズ、コーン部隊が対象。フェイズ終了まで地形フィーチャーを通過して移動できる。
- SKULLS BEGET BLOOD (1CP・Strategic Ploy) — 自射撃フェイズ、非交戦のコーン INFANTRY/MOUNTED 部隊 (後退したターンは不可) が対象。8”以内の視認できる非交戦の敵部隊1つに D6を6個振り、4+ ごとに1モータルウーンド。
- BLOOD BEGETS SKULLS (1CP・Strategic Ploy) — 自チャージフェイズ、未チャージのコーン部隊が対象。フェイズ終了までアドバンスしたターンでもチャージ宣言可。
- FOOLS’ FLIGHT (2CP・Strategic Ploy) — 相手の移動フェイズ、敵部隊が後退移動を終えた直後。その敵から6”以内の非交戦コーン部隊が即時チャージを宣言 (標的はこのフェイズに後退した部隊のみ)。
- SHEATHED IN BRASS (1CP・Battle Tactic) — 相手の射撃フェイズ、標的選択直後、標的にされたコーン部隊が対象。フェイズ終了までモデルのセーヴ特性が 3+ になる。
Scintillating Legion | 2DP / Tzeentch / Priority Assets
デタッチメントルール「Fates in Flux」 — Flux トークン3個でバトルを開始する。自軍の LEGIONES DAEMONICA TZEENTCH のモデル/部隊について、アドバンス・命中・負傷・ダメージのロール、セーヴィングスロー、Hazardous テストのいずれかが振られた直後にトークン1個を消費して、その結果を振り直せる。一部の策略もトークン消費で強化される。ただし消費するたびに相手がトークン1個を得て、相手も同様に自軍のロール振り直しに使える (相手が使えばこちらに戻る)。自分の指揮フェイズに相手がトークンを持っていれば1個回収。「振り直しの権利を相手と貸し借りする」リソースゲームで、使いどころの損得計算がこのデタッチメントの本体と言っていい。
強化 (4種)
- Improbable Shield (30pt・オーラ) — TZEENTCH モデルのみ。装備者から6”以内の友軍ツィーンチ部隊は Psychic 攻撃とモータルウーンドに対する Feel No Pain 4+ を持つ。
- Neverblade (25pt) — TZEENTCH MONSTER のみ。装備者の近接武器の S+2・A+1・AP+1、さらに近接攻撃の命中ロールに +1。
- Infernal Puppeteer (20pt) — TZEENTCH MONSTER のみ。自射撃フェイズ、この部隊の射撃選択時、友軍ツィーンチ部隊から視認できる敵部隊1つの検知範囲を +9” (この部隊の射撃終了まで)。
- Inescapable Eye (15pt) — TZEENTCH モデルのみ。自指揮フェイズ、装備者が戦場にいて相手が Flux トークンを持っていれば、追加で1個トークンを得る。
策略 (6種)
- IMPOSSIBLE ECLIPSE (1CP・Strategic Ploy) — 任意のフェイズ、戦場のツィーンチ MONSTER 部隊が対象。No Man’s Land か敵陣を選び (Flux 1個消費で両方)、フェイズ終了までその領域を自軍の Shadow of Chaos に含める。アーミールールの陣取り条件を踏み倒す鍵。
- PYROGENESIS (1CP・Battle Tactic) — 自射撃フェイズまたは戦闘フェイズ、未行動のツィーンチ部隊が対象。フェイズ終了まで武器 S+2、または Flux 1個消費で S+3 かつ AP+1。
- FLICKERING REALITY (1CP・Strategic Ploy) — 戦闘フェイズ、敵の標的選択直後、標的にされたツィーンチ部隊が対象。D6を1個振り (Flux 1個消費で振り直し可)、フェイズ終了まで、この部隊への攻撃は修正前の命中ロールがその出目なら攻撃シーケンス終了 (クリティカルヒットでも無効)。
- FATEBORNE NIGHTMARES (1CP・Strategic Ploy) — 自移動フェイズまたは自チャージフェイズ、ツィーンチ部隊が対象。フェイズ終了まで地形フィーチャーを通過して移動できる。
- FICKLEFIRE (1CP・Strategic Ploy) — 自射撃フェイズ、交戦中のツィーンチ部隊が対象。フェイズ終了まで、敵部隊はこの部隊の射撃の標的選択・解決において交戦範囲内とみなされない (交戦中でも撃てる)。ただしこの部隊の交戦範囲内で敵モデルが破壊されるたび D6: 5+ でこの部隊が1モータルウーンド。
- DELIRIUM UNMADE (1CP・Strategic Ploy) — 相手の戦闘フェイズ終了時、非交戦のツィーンチ部隊が対象 (Flux 1個消費で交戦中も含め最大2部隊)。戦場から取り除き戦略予備へ。
Plague Legion | 2DP / Nurgle / Take and Hold
デタッチメントルール「Melancholic Miasma」 — 敵部隊が自軍の LEGIONES DAEMONICA NURGLE 部隊から9”以内にいる間、その敵部隊は自軍の Shadow of Chaos の中にいる扱いになる (陣取り条件を満たさなくても、ナーグル部隊が近づくだけで影が付いてくる)。さらに両プレイヤーの指揮フェイズに、影の中の敵部隊1つを選んでバトルショックテストを行わせる。アーミールールの Daemonic Terror (影の中のテストは -1、失敗で D3 モータルウーンド) と直結した、影の常時携行+毎ターン起爆のデタッチメント。
強化 (4種)
- Droning Shroud (35pt・オーラ) — NURGLE MONSTER のみ。装備者から6”以内の友軍ナーグル部隊は、18”以内の攻撃側モデルからしか射撃の標的にされない。
- Font of Spores (20pt・オーラ) — NURGLE MONSTER のみ。装備者から6”以内の友軍ナーグル部隊の武器は AP +1。
- Cankerblight (15pt・オーラ) — NURGLE モデルのみ。装備者から6”以内の敵部隊 (MONSTER/VEHICLE 除く) がバトルショックテストに失敗するたび使用でき、その部隊のモデル1体を破壊 (相手が選ぶ)。使用時は Daemonic Terror のモータルウーンドは発生しない。
- Maggot Maws (15pt) — NURGLE モデルのみ。自射撃フェイズ、装備者から6”以内の敵部隊1つにバトルショックテストを行わせ、その後 D6: 3+ で D3 モータルウーンド。使用時は Daemonic Terror のモータルウーンドは発生しない。
策略 (6種)
- SEEPING VIRULENCE (1CP・Battle Tactic) — 戦闘フェイズ、未戦闘のナーグル部隊が対象。フェイズ終了まで攻撃の修正前命中ロール 5+ がクリティカルヒットになる。
- FEVER VISIONS (1CP・Battle Tactic) — 自射撃フェイズまたは戦闘フェイズ、未行動のナーグル部隊が対象。フェイズ終了まで攻撃の命中ロール +1。攻撃終了後、命中させた敵部隊1つにバトルショックテストを行わせる。
- FOETID RESURGENCE (2CP・Strategic Ploy) — 自指揮フェイズ、戦場のナーグル部隊が対象。破壊済みモデルを1体復帰 (BATTLELINE 部隊なら最大D3体、キャラクター除く・全快で戻る)。MONSTER 部隊なら代わりにモデル1体が D3+1 回復。
- ROT AND RENEWAL (1CP・Strategic Ploy) — 自移動フェイズまたは自チャージフェイズ、ナーグル部隊が対象。フェイズ終了まで地形フィーチャーを通過して移動できる。
- MURKSHADOWS (1CP・Battle Tactic) — 自移動フェイズ、ナーグル INFANTRY 部隊が対象。フェイズ終了まで、Normal 移動時の M +5”。
- PLAGUE OF WOES (1CP・Strategic Ploy) — 相手の指揮フェイズ、Melancholic Miasma の対象選択前。ナーグル部隊1つを対象にし、フェイズ終了まで、敵部隊が Melancholic Miasma によるバトルショックテストを行うたび、対象部隊から9”以内の別の敵部隊1つにもバトルショックテストを行わせる (テストの連鎖)。
Legion of Excess | 2DP / Slaanesh / Priority Assets
デタッチメントルール「Beguiling Aura」 — 自軍の LEGIONES DAEMONICA SLAANESH 部隊は後退したターンでもチャージを宣言できる。
デタッチメントルール「Seductive Gambit」 — スラーネッシュ部隊がチャージ移動を終えるたび、Seductive Gambit の実行を宣言できる。宣言するとターン終了まで、その部隊は Fights First を失う代わりに、攻撃ごとに命中ロールを振り直し、負傷ロール1を振り直せる。先手を捨てて打点の確実性を取るか、部隊ごとに毎チャージ選べる。
強化 (4種)
- False Majesty (30pt・オーラ) — SLAANESH モデルのみ。装備者から6”以内の友軍スラーネッシュ部隊 (MONSTER 除く) の近接攻撃は負傷ロール +1。
- Dreaming Crown (30pt・オーラ) — SLAANESH モデルのみ。装備者から6”以内の友軍スラーネッシュ部隊 (MONSTER 除く) の近接攻撃は命中ロール +1。
- Avatar of Perfection (15pt) — SLAANESH MONSTER のみ。各フェイズ開始時、6”以内に他の友軍部隊がいなければ: 装備者のアドバンスロール振り直し・チャージロール振り直し・M/アドバンス/チャージへの修正を無視、を選べる。
- Soul Glutton (10pt) — SLAANESH MONSTER のみ。戦闘フェイズ終了時、このフェイズに装備者の攻撃で敵モデルを1体以上破壊していれば D3 回復。
策略 (6種)
- THIEVES OF PAIN (1CP・Strategic Ploy) — 任意のフェイズ、敵がスラーネッシュ部隊 (MONSTER/VEHICLE 除く) を標的にしたとき、またはその部隊がモータルウーンドを受けるとき。9”以内の視認できる別の友軍スラーネッシュ部隊を選び、フェイズ終了まで、対象部隊のモデルがウーンドを失うたび代わりに選んだ部隊が1モータルウーンドを受ける (ダメージの肩代わり)。
- OVERWHELMING EXCESS (1CP・Battle Tactic) — 相手の射撃フェイズまたは戦闘フェイズ、標的選択直後、標的にされたスラーネッシュ部隊が対象。フェイズ終了までこの部隊への攻撃は命中ロール -1。
- ARCHAGONISTS (2CP・Battle Tactic) — 戦闘フェイズ、未戦闘のスラーネッシュ MONSTER 1部隊、または MONSTER 以外のスラーネッシュ最大2部隊が対象。フェイズ終了まで攻撃の負傷ロール +1。
- SENSORY EXCRUCIATION (1CP・Strategic Ploy) — 自指揮フェイズ、戦場のスラーネッシュ MONSTER 部隊が対象。自軍の Shadow of Chaos 内にいる全部隊 (敵味方問わず) がバトルショックテストを行う (Below Half-strength なら -1)。味方は Daemonic Manifestation で回復し、敵は Daemonic Terror で割れる、アーミールール直結の起爆スイッチ。
- PHANTASMAL LONGING (1CP・Strategic Ploy) — 自移動フェイズまたは自チャージフェイズ、スラーネッシュ部隊が対象。フェイズ終了まで地形フィーチャーを通過して移動できる。
- CAVALCADE OF BLADES (1CP・Battle Tactic) — 自チャージフェイズ、スラーネッシュ部隊がチャージ移動を終えた直後。交戦範囲内の敵部隊1つを選び、その敵の交戦範囲内にいる自部隊のモデル数ぶん D6 を振る (MONSTER なら6個)。4+ ごとに1モータルウーンド。
Cavalcade of Chaos | 1DP / MOUNTED / Disruption
デタッチメントルール「Unholy Avalanche」 — 自軍の LEGIONES DAEMONICA MOUNTED 部隊がこのターン後退移動をしていても、射撃とチャージ宣言の資格を失わない。神を問わず、騎兵 (Bloodcrushers・Seekers・Screamers・Flesh Hounds 等) にヒット&アウェイの自由を与える。
強化 (2種・ユニットアップグレード型)
- Apocalyptic Steeds (10pt) — MOUNTED 部隊のみ。この部隊の M +1”。
- Soul-Shattering Charge (10pt) — MOUNTED 部隊のみ。戦闘選択時、このターンにチャージ移動をしていれば使用でき、戦闘可能なモデルの判定時に、この部隊と交戦中の敵部隊から3”以内の友軍モデルもその敵を攻撃対象にできる (実質的に戦闘参加範囲の拡大)。
策略 (3種)
- FROM BEYOND THE VEIL (1CP) — 移動フェイズ終了時 (バトル開始時から使用可)、戦略予備の MOUNTED 部隊が対象。ingress move を行える (通常より早いラウンドから予備を戦場に出せる)。
- WARP-RIDERS (1CP) — 自移動フェイズ、移動選択された MOUNTED 部隊が対象。この部隊は MOBILE を持つ (地形・モデルを通過できる移動)。
- INESCAPABLE MANIFESTATIONS (1CP) — 相手の移動フェイズ、友軍 MOUNTED 部隊と交戦中の敵が後退を選択したとき。その敵は desperate escape モードで後退しなければならず、バトルショック状態ならそのハザードロールに -1。騎兵に噛みつかれた部隊は逃げるだけで消耗する。
Lords of the Warp | 1DP / CHARACTER / Take and Hold
デタッチメントルール「Loci of Power」 — 友軍の LEGIONES DAEMONICA CHARACTER モデル (MONSTER 除く) は Ld +1 と OC +1。ヘラルド級のキャラクターを目標確保とバトルショック耐性の両面で底上げする。策略は四大神それぞれのキャラクター専用が1本ずつという珍しい構成で、多神混成アーミーほど選択肢が広がる。
強化 (1種・ユニットアップグレード型)
- Swollen with Power (10pt) — CHARACTER (MONSTER 除く) のみ。このモデルの W +2。
策略 (4種)
- CARNIVAL OF EXCESS (1CP) — 戦闘フェイズ、敵部隊が戦闘した直後。未戦闘の友軍 SLAANESH CHARACTER 部隊 (MONSTER 除く) が Fights First を得て、次に戦闘する部隊に選ばれる (敵の行動の合間に割り込む)。
- CALL TO MURDER (1CP) — 戦闘フェイズ、このターンにチャージした友軍 KHORNE CHARACTER 部隊 (MONSTER 除く) の戦闘選択時。その部隊の近接攻撃は A +1。
- BILIOUS BLESSING (1CP) — 自射撃フェイズ開始時、友軍 NURGLE CHARACTER 部隊 (MONSTER 除く) が対象。8”以内の視認できる敵部隊1つに D6を7個振り、4+ ごとに1モータルウーンド。
- SKIRLING MAGICKS (1CP) — 自射撃フェイズ、友軍 TZEENTCH CHARACTER 部隊 (MONSTER 除く) の射撃選択時。その部隊の射撃攻撃は [LETHAL HITS] を持つ。
Warptide | 1DP / BATTLELINE / Reconnaissance
デタッチメントルール「Shudderblink」 — 友軍の LEGIONES DAEMONICA BATTLELINE 部隊がアドバンス移動を選択したとき: そのターン、部隊の射撃攻撃が [ASSAULT] を持ち、その移動はチャージ宣言の資格を奪わない。ホードの足を一段速くする、Bloodletters・Daemonettes・Plaguebearers・Horrors などライン部隊全般のためのデタッチメント。
強化 (2種・ユニットアップグレード型)
- Bane-Forged Weapons (15pt) — BATTLELINE 部隊のみ。この部隊の攻撃は S +1。
- Soul-Hungry Slaughterers (10pt) — BATTLELINE 部隊のみ。この部隊を対象とする Heroic Intervention/Fire Overwatch 策略が -1CP (実質0CP化)。
策略 (3種)
- DAEMONIC INFESTATION (1CP) — 自指揮フェイズ、BATTLELINE 部隊 (PINK HORRORS 除く) が対象。その部隊が 3ウーンド回復 (Daemonic Manifestation と合わせてホードの継戦力を支える)。
- SOULSEEING (1CP) — 自射撃フェイズ開始時、BATTLELINE 部隊が対象。12”以内の視認できる敵部隊1つの検知範囲を +6” (隠れている敵をあぶり出す)。
- INCORPOREAL ENTITIES (1CP) — 相手の射撃フェイズ、BATTLELINE 部隊が標的にされたとき。この部隊の T を超える S の射撃攻撃は負傷ロール -1。高火力兵器ほど通りにくくなる耐久策略。
比較して見えること
全要素を並べると、7種の設計が3つの軸に整理できる。
① アーミールールへの関わり方が深さを分ける。 もっとも深いのは Plague Legion の Melancholic Miasma で、ナーグル部隊9”以内という部隊携行型の影に加えて毎指揮フェイズの強制テストまで持つ。Scintillating Legion の IMPOSSIBLE ECLIPSE と Legion of Excess の SENSORY EXCRUCIATION も、Shadow of Chaos の範囲そのもの・発動そのものに介入する (影を広げる/影の中の全部隊を一斉テストさせる)。Blood Legion の Blood Tainted は目標コントロールに直結し、陣取りの主導権を撃破で買う。一方 1DP の3種はアーミールールに触れず、機動・回復・妨害という別レイヤーを配る — 土台への介入は 2DP 側の仕事、と役割がはっきり分かれている。
② モータルウーンド砲が随所に仕込まれている。 SKULLS BEGET BLOOD (6D6・8”)、BILIOUS BLESSING (7D6・8”)、CAVALCADE OF BLADES (交戦モデル数D6) と、1CP で 4+ 期待のモータル砲が3種に載っている。射撃が細いというデーモンの弱点を、策略側のモータル供給で補う設計が共通している。
③ 「地形通過」策略が4レギオンに同型で存在する。 GORE-HUNGRY ONSLAUGHT (Khorne)・FATEBORNE NIGHTMARES (Tzeentch)・ROT AND RENEWAL (Nurgle)・PHANTASMAL LONGING (Slaanesh) は神が違うだけの同じ策略で、1CP で移動/チャージ時に地形を透過する。どの神レギオンを選んでも「遮蔽物を無視して踏み込む」動きは1CPで買える、と覚えておくとリスク計算が楽になる。
最後に編成上の注意を2つ。神レギオンの恩恵はその神のキーワード部隊限定なので、2DP+1DP の実質的な相性は「主神ユニットの比率 × 1DP のユニットタイプ被覆率」で決まる — 騎兵の多い Khorne なら Cavalcade、ライン枚数で戦う編成なら Warptide、ヘラルドを散らすなら Lords of the Warp が素直な組み合わせになる。そして Disposition はロスター提出時に、自分のデタッチメントが持つものから1つを採択して固定する — 2DP+1DP なら最大2択で、例えば Blood Legion+Cavalcade of Chaos は Purge the Foe / Disruption の2択、Plague Legion+Warptide は Take and Hold / Reconnaissance の2択になる。